今村翔吾(著)続編イクサガミ「地」あらすじネタバレまとめ 

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イクサガミの続編「地」の内容が気になる!

イクサガミ三部作 第二弾、「イクサガミ地」についてまとめています。

前作とは少し異なり、様々な真相が明らかになっていくストーリー展開となっています。

第一弾「イクサガミ天」がNetflixで映像化(時期不明)されることが決まり、これからさらに注目の作品となっています。

見どころ、感想も載せているので、まだ読んでいない方は、是非参考にしてみてください。

イクサガミ第一弾「天」に関しては他の記事でまとめているので、気になる方はそちらもご覧ください。

こんな人におすすめ

  • 前作の続きが気になる方。
  • 時代小説が好きな方。
  • 新感覚の時代小説が読みたい方。バトルロワイアル系、るろうに剣心が好きな方。
  • 映像化の作品の前に内容が知りたい方。

【復習】ゲームのルール解説

  • ゲームの名:蟲毒(こどく)
  • 開始時、一人一点の札を渡され、それを奪い合いながら東京を目指す。
  • 各宿場を通る必要があり、所どころで必要な点数が異なる。
  • 点数が集まらなければチェックポイントを通過することが出来ず、脱落する。
  • ゴールすると賞金がもらえる。

【図説】チェックポイントと必要な点数

今回の話は、池鯉鮒~浜松付近での話が中心になります。

主要な登場人物

京八流継承者 8人

それぞれ奥義を伝授されていて、勝ったものがその奥義を伝えられる。それぞれの技に名前があり、特徴も異なる。

  • 一貫:ゲーム開催前やられる。 北辰(技)は修二郎に受け継がれる。
  • 愁二郎:ゲーム参加者で主人公。双葉、響陣、進次郎 と共に東京を目指す。一貫の技を受け継ぐ。
  • 三助:ゲーム参加者。耳朶(じだ)という技の使い手。
  • 四蔵:ゲーム参加者。風五郎、七弥の技を受け継ぐ。
  • 風五郎:ゲーム参加前に幻刀斎にやられてしまった。巨門(技名)は四蔵に伝達。
  • 甚六:ゲーム参加者。貪狼(とんろう)という技が使える。
  • 七弥:ゲーム参加前に幻刀斎にやられてしまった。廉貞(技名)は四蔵に伝達。
  • 彩八:ゲーム参加者。唯一の女性。

その他の参加者

  • 岡部幻刀斎:ゲーム参加者。京八流継承戦から逃げたものは幻刀斎が刈ることになっているため、兄弟は八人を追っている。愁二郎が山から逃げたため継承戦がおこなわれず、兄弟が散り散りになり、幻刀斎から追われることとなった。能面の翁のごとき相貌。ゲーム中も兄弟たちを襲う。
  • 貫地谷無骨:ゲーム参加者。執拗に愁二郎を狙う強者。

内容 あらすじネタバレ

※以下の内容はネタバレを含みます。

さらわれた双葉

急に現れた三助に、双葉をさらわれてしまう。愁二郎は後を追った。

義兄弟との再会

三助が指定した戦人塚に行くと、他の兄弟達も次々に集まりだした。集まったのは、愁二郎、三助、四蔵、彩八で、貫六以外が集まった。みな、蟲毒に参加していた。

継承戦の続きをして決着をつけようと、兄弟争いが開始されるその時、幻刀斎が現れ、戦うもの、逃げるものに分かれる。

三助は逃げる途中で囮となり、やられてしまうが、その直前、彩八に禄存(技名)を伝授する。

愁二郎は待ち合わせ場所(池鯉鮒宿)で彩八、四蔵と合流。今後の目標を、皆で貫六を見つけること、他の参加者で目星をつけた者にも協力を仰ぎ、幻刀斎を倒すことに。次は浜松で落ち合うことにした。

幻刀斎について、「骨のないところが弱点だ」という三助の最後の言葉を聞き取った彩八は、皆にそれを伝える。

謎の黒札

愁二郎は途中から旅を共にしていた響陣、進次郎とも合流。

池鯉鮒宿を抜けるためには一人5点が必要。通過ポイントの監視役は、最終通過者の進次郎に、「黒札の19点」を渡す。

「黒札」は島田宿までは細かい札に割ることが出来ないルール。
・また、浜松の次の関門をまた最下位で通過した場合は失格となる。
・黒札の存在が参加者に伝えられるため、進次郎は常に狙われる存在となる。

助けを求め、電報を打つ

郵便局で東京の大久保利通に蟲毒について伝えることに。まずは大久保氏の片腕の前島に、蟲毒の詳細を伝えるために電報を打った。

蟲毒の黒幕とは

大久保利通の片腕、前島は愁二郎に直接会って話を聞くため、浜松郵便局に現れた。

大久保氏は、もう一人の片腕の川路に「異様なことが起こっている」ことを伝えたが、黒幕は川路だった。

川路は財閥4名と共闘して、蟲毒を開催し、「不平士族を一層しよう」と考えていたのだった。

川路に、「蟲毒」の密告のことや、愁二郎が伝達したことがばれてしまう。川路は浜松郵便局に来た前島ごと、郵便局で皆を襲おうと計画する。

浜松郵便局での戦い

100‐200人余りの軍勢、剣士たちが集まり、決戦となる。

愁二郎達はそれぞれが各方面に散り、逃げる計画を立てる。火災を起こし、それを利用して逃げることに。

大久保氏を助けるために、前島と四蔵が一緒に東京に急ぐことになった。そのため、東京通過に必要な30点を四蔵に渡す。

名の知れた剣士も参加しており、倒していく中、貫地谷無骨もこの戦いに送り込まれており、執拗に愁二郎を狙う。

火災と、ピストルに詳しい進次郎の助けもあり、何とか皆無事に脱出することが出来た。

その後

大久保利通を助けるために、前島と一緒に東京を目指した四蔵。大久保氏が襲われていたところ、助けるために加勢するが・・・。

※最後の結末は、今回は記載しませんでした。是非本で確認してみてください。

今作の見どころ 感想

第一弾は個々の戦いがメインでしたが、今作はチーム戦になっているという点で、より複雑になっています。蟲毒参加者、兄弟達と一緒に戦うことになり、頭脳戦が繰り広げられており、頭を整理しながら読み進めていく必要がありました。

兄弟たちの必殺技も明らかになり、より戦いに臨場感が出てきました。強敵も現れ、今後も気になるところです。

また、蟲毒の謎、黒幕の存在を知り、今後政府を巻き込んでの戦いになりつつあるため、よりストーリーが深まっていくことでしょう。

今後の注目ポイント 

  • 東京についた先には何が待っているのか。
  • 誰が勝つのか?
  • 貫六と無事に合流できるのか。兄弟は協力して幻刀斎を倒せるのか。
  • 黒幕は何を企んでいるのか。目的は?

三部作なので次作が最終巻になりそうですが、解決していない問題がてんこ盛りです。続きが早く読みたいですね。

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まとめ

イクサガミ三部作の第二弾、「地」について、内容、ネタバレ、見どころをまとめました。

今回は池鯉鮒宿~浜松付近の内容でした。

チーム戦になり、より強い敵が現れたことで複雑な展開になっています。

また、蟲毒の黒幕、東京の政府を巻き込む事態に発展しそうで、次巻により期待が高まりました。

次作の情報はまだありませんが、分かり次第追記したいと思います。

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